名寄市立大学で6月11日、「食」の支援が行われました。名寄市立大学には、大学生協組織がありませんが、地域からの声もあり、「ほっかいどう若者応援プロジェクト in 名寄市立大学」として支援が実現しました。
当日の様子が、名寄市立大学の公式Facebookで紹介されています。
全道で展開された「食」の支援は、2月に開催した北海道大学と4月23日から7月21日の小樽商科大学までの「第2弾」の取り組みまで、道内19大学24キャンパス、約8300人の学生の皆さんに食料や日用品を届けることができました。
「食」の支援の取り組みに際し、ホームページなどから募った寄付は、124企業・団体、134名の個人の皆様から総額31,041,355円の寄付金のご協力とともに、24の企業・団体、個人の皆様から食材等の提供をいただき、各大学での配付数の拡大や内容の充実につながりました。(いずれも7月27日現在)
途中、緊急事態宣言の発出による対面授業の停止などから、日程の大幅な見直しを余儀なくされましたが、開催へ向けた各大学、並びに大学生協の皆さんのご尽力もあり、当初予定していた全ての大学での実施に結びつきました。また、各地域では、地元大学と実行委員会や地元企業・団体などの皆様とのつながりを築くことも出来ました。そして、「ありがとうございました」「本当に感謝します」との学生の皆さんからの声と事前準備や会場での受付などに当たった学生委員会の皆さんの活躍は、徐々に取り戻しつつある活気ある大学キャンパスを感じさせてくれました。
応募時に実施した学生アンケートで「困っていること」を尋ねたところ、「バイトのシフトが減らされた」「バイトがない」「仕送りが減った」「お金がない」といった声が大半を占め、経済的に厳しい学生の現状をまざまざと感じました。また、「友達と会えない」「部活や交流の機会がない」といったコロナ禍の生活で孤独感を訴える声もあり、プロジェクト設立当初からの課題を改めて再認識するものとなりました。
若者応援プロジェクトの取り組みが、新聞やテレビなどでも多く取り上げられ、幅広く知られるきっかけとなりました。このことから、企業・団体、個人の皆様からの寄付につながったことに加えて、各地域で市民やNPO等による独自の学生支援の取り組みの輪が広がっています。
若者応援プロジェクトによる「食」の支援「第2弾」の取り組みは終了しますが、「第3弾」としてスタートすべく、これからも学生の皆さんへ「応援の輪」を届け、「暮らし」「学び」「コミュニティ」を支えていきたいと思います。
ご協力いただきました多くの皆様に、この場を借りて感謝申し上げ、引き続きの取り組みに、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
7月20日に開催しました、日本赤十字北海道看護大学での「食」の支援の報告が、現地のほっかいどう若者応援プロジェクトオホーツク地域実行委員会から届きましたので紹介します。
日本赤十字北海道看護大学学生への「食」の支援を7月20日(火)17:30~19:00で実施しました。
今回は、実行委員会が調達した物資をコープさっぽろ様のご協力によりセットで納入して頂いたことで、事前の準備作業はスムーズに進みました。
そして当日は、大学職員の皆さんの協力により、準備万端で迎える事が出来ました。
支援物資は、実行委員会が用意したセットの他、JAしれとこ斜里様、北海道糖業労働組合北見支部様、木田製粉株式会社様から提供いただいた物資を加え、ひとり暮らしの学生の皆さんに配付しました。
今回の配付では、地元実行委員会の他、日本赤十字北海道看護大学職員、そして学生自治会の皆さんにもお手伝いいただき、感染防止を徹底してのスムーズな取り組みができました。
会場では、学生の皆さんから、「助かります、ありがとうございました」との言葉を多く頂きました。また、100%近く集約されたアンケートには、「コロナ禍でアルバイトが減って生活が苦しく、とても助かった」「実習で交通費など出費が多いし、車が無くて、実習後では時間が無く買い物も行きにくい中で、食の支援はありがたい」との声が寄せられ、多くの学生の皆さんが、コロナ禍の影響で非常に厳しい生活環境に置かれている事が明らかとなりました。今回の取り組みが、ささやかながらも皆さんの力になった事をはじめ、地元実行委員会、大学職員、学生自治会が協働して取り組みが出来た事など、「食」の支援の目的は達成できたことを確信しました。
多くのご支援・ご協力頂いた大学職員、学生自治会の皆様に改めて感謝申し上げます。
今後も「食」の支援を取り組んでいく予定ですので、皆様のご協力をお願い致します。
現地実行委員会、並びにスタッフの皆さん、大変ご苦労様でした。
7月21日(水)、小樽商科大学にて一人暮らしの学生等200名に「食」の支援が行われました。現地、連合後志地域協議会石川事務局長より、当日の様子が届きましたので紹介します。
2月に第一弾の北海道大学での支援を始めてから、小樽においても大学側との日程調整を行い、当初は6月初旬に実施で準備を進めてきましたが、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の影響で、延期を余儀なくされ、1か月遅れでの実施となりました。
当日は、学生会館の多目的ホールを会場としてお借りし、前週の金曜日(16日)に設営を済ませておいた横断幕や食材等のチェックを行い、12時に開場。
支援物資はお米や缶詰、レトルト食品、カップラーメン等の基本セットに加え、地元企業からは北海道で唯一小樽に工場を持つ株式会社ニップン様より、パスタをはじめパスタソース3種類、ホットケーキミックス等を各200食の寄贈をいただきました。
来場した学生からは、「小樽で一人暮らしをして自炊しているため、とても助かります。飲食店でアルバイトしていたが休業になりバイトもなくなった。今日は嬉しい」「自炊をしているが食費がかかるので、支援はありがたい」との感謝の言葉を多数いただきました。
運営には小樽商科大学生協出野専務理事をはじめ、学生委員会の皆さんが事前の会場設営や受付などのお手伝いをいただき、スムーズに配付をすることができました。
大学生協の出野専務理事からは、「この活動を機に、これからも連携して様々な活動をしていきましょう」とのご提案もいただきました。
現地スタッフの皆さん、暑い中、大変ご苦労様でした。
7月15日(木)、公立はこだて未来大にて「食」の支援が行われました。現地より当日の様子が届きましたので、紹介します。
「どうなん若者応援プロジェクト」としての第4弾、公立はこだて未来大学での食糧支援を行いました。当日は、お米や缶詰等、2000円相当の食材を200セット準備。大学食堂前庭に受付を設け、事前に申し込みを受け付けた学生の皆さんに配付しました。
今回も、食・みどり・水を守る道南地区労農市民会議の皆さんや大学生協職員の皆さん、そして大学生協学生委員会の皆さんも一緒に活動し、当日は日焼けするほどの暑さでしたが、「ありがとうございます」との言葉と元気を学生の皆さんからもらい、スタッフも感激でした。
地域も一緒に取り組みを進めてきている「どうなん若者応援プロジェクト」の取り組み。
現地スタッフの皆さん、大変ご苦労様でした。
7月14日(水)、15日(木)北海道教育大学旭川校で「食」の支援が開催されました。現地実行委員会の連合上川地域協議会井上事務局長より報告が届きましたのでご紹介します。
上川地域実行委員会は6月の旭川大学、名寄市立大学につづき、7月14~15日に、3校目となる北海道教育大学旭川校で「食」の支援を実施しました。
準備期間が緊急事態宣言下・まん延防止等重点措置期間であったため、食材の搬入、仕分け・袋詰めなど準備はすべて大学生協の皆さんに行っていただきました。
6月30日に告知と募集を開始したところ、24時間を経たずに申込が250名に達し、長引くコロナの影響の大きさが感じられました。
配付は、キャンパス内の福利厚生会館2階で実施。初日は約100名、翌日は120名が来場し、袋一杯につまった食材を受け取った学生は一様に笑顔で感謝の言葉をいただきました。事情によりこの両日に受け取りができなかった学生には順次、大学生協にて引き渡しを行います。
プロジェクト第2弾における上川地域の支援事業はこれで終了ですが、支援を必要とする学生・若者はたくさんいます。この間、プロジェクトに賛同と寄付をいただいた個人、企業・団体の皆様に感謝を申し上げますとともに、第3弾など今後の活動に上川地域実行委員会としても取り組んでまいりますので、引き続きの協力をお願いいたします。
上川地域実行委員会の皆さん、大変ご苦労様でした。
7月14日(水)、札幌市の北星学園大学にて「食」の支援が行われました。
5月から7月11日まで続いた緊急事態宣言・まん延防止等重点措置の影響で、当初、6月開催で調整をしていた同大学での「食」の支援の取り組みも、延期を余儀なくされましたが、7月1日より、準備ができた科目から、順次対面授業へ切り替えが始まることもあり、今回の日程での実施となりました。
当日は30度近い気温で夏を感じる中、150名分の食材セットを準備し15時に開場すると、入口で待っていた学生の皆さんが受付を済まして配付がスタートしました。学生会館3階の食堂ホールをほぼすべて使い、袋に入った食材セットを受け取った後、缶詰やレトルト食品、お米などを順路に沿って受け取っていきます。食材を手に、学生の皆さんは「こんなにいっぱい貰えると思いませんでした」との驚きの声や、セレクトできる食材のブースでは、選べる種類の多さに「迷ってしまう!」と笑顔の様子も。
北星学園大学生協浦瀧専務はじめ職員の皆さんによる事前からの調整や準備のほか、当日の運営には、学生委員会の皆さんが、スタート前の準備から、受付、会場誘導や案内までを担い、手を挙げ、声をかけての活動的な対応で大変スムーズな運営をされていました。
石狩地域での「食」の支援第2弾の取り組みは、この北星学園大学での取り組みで一旦終了しますが、引き続き、学生の皆さんが、安心して大学生活を送れるよう取り組んでいきます。
7月12日(月)・13日(火)、北海道教育大学札幌校にて「食」の支援が開催されました。
道教育大札幌校では、緊急事態宣言の解除に伴い6月21日(月)から、授業及び学内での活動を緊急事態宣言前の状態へ戻し、対面活動が再開されました。
当日は、食堂ホールの一部を会場として使用しました。受付や横断幕などの設営作業と事前にセットした食材・日用品100個分を準備し11時30分に開場。事前に申し込みした学生の皆さんが早速来場し、配付したセットを手に、「こんなにもらえるんですか」「助かります」との声も!配付用のバックのほか、持参のバックも使って皆さん持ち帰っていました。12時を過ぎるころには、昼食で訪れる学生の皆さんとも相まって、会場の食堂は活気にあふれ、対面活動の再開を改めて感じました。
準備段階から当日までご尽力された、北海道教育大学生協の曽根専務、札幌校の豊田店長はじめ大学生協の皆さん、並びに道教育大札幌校職員の皆さん、大変ご苦労様でした。
空知地域で初の「食」の支援の取り組みが、北海道教育大学・岩見沢校で開催されました。現地実行委員会の連合空知地協渡邊事務局長より報告が届きましたのでご紹介します。
7月6日から8日の3日間、北海道教育大学・岩見沢校において「食」の支援が行われました。6月20日に緊急事態宣言が解除され、どこからともなく流れくる楽器の練習音を耳にすると、ようやくキャンパスに学生が戻って来たことを実感します。
空知地域における「ほっかいどう若者応援プロジェクト」の取り組みについては、北海道教育大学岩見沢校の学生への支援を目的に、6月18日に連合空知地協・空知ブロック労福協・道教大生協岩見沢支部・岩見沢地区連合会の4団体で空知地域実行委員会を設立し、地元岩見沢市の後援や空知農民連合の協賛をいただき支援事業を推進しました。
当初は、一人暮らしの学生一人当たり2,000円で200人への配付を目標に寄付金を募集しスタートしましたが、多くの企業や団体・個人から目標を大きく上回る寄付金をいただいたため、一人当たりの食材を3,000円相当とし、3日間で目標の200人に配付することが出来ました。
配付当日は、神力支部長はじめ大学生協の皆さん、連合空知地協や岩見沢地区連合の皆さんも運営に参加され、生協の食堂で学生の皆さんを迎えました。食材を受け取った学生からは「コロナ禍でアルバイトが減り、収入が減ったためこの支援はとてもありがたい」と笑顔で「ありがとうございます」とお礼の言葉をいただきました。
道教大岩見沢校は、音楽や美術、スポーツを専攻する大学です。コロナ禍に負けず、芸術やスポーツを通じて「まち・ひと」が元気になるよう、学生のみなさんの活躍を応援します。
7月9日(金)、室蘭工業大学生活協同組合 生協会館パレットデイリー2階で「食」の支援が開催されました。
室蘭工業大学での支援は当初5月26日(水)の予定でしたが、コロナ感染拡大、緊急事態宣言の発出で今回の日程に延期しての開催となりました。
対象人数は500名、支援物資はプロジェクトが用意した食材の他に、コープさっぽろ様から大量の食品&日用品の協賛をいただけたことで、一人あたり20点程の「食品&日用品」配布セットとなりました。支援を受けた学生さん達は『こんなに頂けるなんて、思ってませんでした』「たくさん頂いて本当に助かります」と会場の支援物資を見て、驚きと感謝の声でいっぱいでした。
当日は、6月に着任した鶴田新専務と石橋前専務、佐藤店長、学生組織委員会、プロジェクトメンバーでの運営で、10時~17時の開催。「密」を避ける為に1時間毎に70~80名の入場規制、受付では学生委員より配布された支援物資を入れるために、大学生協で用意されたコープ共済のエコバックが全員に配布され、バックからハミ出しながら「笑顔」で持ち帰る学生さんでいっぱいとなりました。
最終的には事前予約の500名の他、当日受付の100名をあわせて600名の学生さん達に支援物資が配布されました。
7月2日(金)、北海道教育大学・函館校での「食」の支援が行われました。現地実行委員会の「どうなん若者応援プロジェクト」より報告が届きましたので紹介します。
北海道教育大学・函館校の学生さんへの「食の支援」が無事終了しました。
前日にスタッフ全体で食材の準備と打ち合わせを行い、当日は15時にスタート。運営のほとんどを大学生協学生委員会「がっちゃ」の皆さんにお手伝いいただきましたが、会場での大学生協職員の皆さんと学生さんたちとのコンタクトが大変上手く取れていました。当日は200人分のセットを用意し配付を終えました。
また、JA今金町(瀬棚郡今金町)の皆さんには、今回をはじめ、道南地域での「食」の支援実施に際し、大変お世話になっています。
「どうなん若者応援プロジェクト」の第2弾の取り組みも、7月15日(木)の「公立はこだて未来大学」を残すのみとなりましたが、この活動に対する賛同者が、地元をはじめとして、まだまだ増え続けています。最後までのご協力を改めてお願いします。
先日開催された、北海道教育大学釧路校での「食」の支援の報告が、現地より届きましたのでご紹介します。
「ほっかいどう若者応援プロジェクト釧路」の第2弾として、6月17、18日の両日、北海道教育大学釧路校での食材支援を実施し、予定数の150名分を全て配付することが出来ました。
配付初日の17日には、会場となった食堂前の受付に、開始時間の10分前から学生が並びはじめ5分ほど早く開始、食材を全て2種類の袋に詰め、極力立ち止まることがないよう動線を明らかにし、床面には目印を設置するなど可能な限りの感染対策を施した中での配付となりました。
北海道教育大学生協釧路支部の小杉山支部長より、「コロナで生活に苦しむ学生に、多くの食材の支援が出来たことは大変うれしい。1,500パックもの「パックごはん」を寄付頂いたJT道東釧路支店様をはじめ、寄付を頂いた多くの企業、団体、個人に感謝いたします」とのコメントを頂きました。
今回の食材支援に向け、6月8日18時から北海道教育大学生協釧路支部の「ホームページ」「ツイッター」「店頭ポスター」を通じて事前申し込みを開始したところ、翌朝8時には配付数の150名に達する応募がありました。緊急事態宣言期間中のアルバイトの自粛により、厳しい生活の実態が明らかになりました。
また、申し込みの際のアンケートでは、「2019年度(新型コロナ感染症流行前)と比べてどの程度収入が減りましたか?」の問いに対し、回答数総体の31%が「1割から3割程度」、35%が「4割から7割程度」、19%が「8割程度」減ったという、想像以上に厳しい実態が明らかになりました。また、その内82%がアルバイトでの収入減が原因であり、収入減をカバーするためにまずは食費を切り詰めるという、コロナ禍で困窮する学生がいっそう増えている現実を再認識する結果となりました。
2日間の食材支援を終了し、学生からは、「食料品を渇望しています。ありがとうございました」「お米などの食料配付嬉しいです。不織布マスクの配付をしてほしい」「今後もこのような支援をして頂けると幸いです」など多くの率直な言葉が寄せられました。
ほっかいどう若者応援プロジェクト釧路は、引き続き新型コロナウイルス感染症の影響で苦しんでいる若者を応援します。
江別市にある酪農学園大学で6月17~18日、「食」の支援が開催されました。酪農学園大学での支援は当初5月の予定でしたが、緊急事態宣言の発出により今回の日程に延期しての開催となりました。
当日は、スタッフによる食材の点検、動線や看板などの確認をし、午前10時に開場。入口での受付ののち、会場内の「密」を避けるうえで、入場者数に一定の制限を行って場内へ!
テーブルいっぱいに並べられたお米やレトルトカレーなどの食品、石けんなどの日用品に、訪れた学生の皆さん持参のマイバックも満杯状態になる人も。2日間で800名近くの学生の皆さんが来場されました。
「ありがとうございます」「たくさん頂いて本当に助かります」との声や、実習が終わって駆け付けてくれた方など、元気な学生の皆さんの姿が印象に残った2日間でした。
酪農学園大学、並びに片木専務はじめ大学生協の皆さん、準備段階から当日まで大変ご苦労様でした。
「どうなん若者応援プロジェクト」から、6月16日に開催された函館大学での「食」の支援の報告が届きましたのでご紹介します。
6月16日(水)函館大学大講堂にて、「どうなん若者応援プロジェクト」In 函館大学・函館短期大学の学生への食の支援行動が無事終了しました。今回は函館大学に加え、向かいにある同じ系列の函館短期大学の学生の皆さんも対象として実施しました。
大学のお昼休みを使って支援がスタート。大学の皆さんのご協力もあり、お昼に校内アナウンスでの周知で学生が来場。この日用意された150人分の食糧すべてが寄付で賄われていることを、配付したチラシを見て知った学生の皆さんはみんな驚いていました。
盛況にて無事に終了。事前準備から奮闘の「どうなん若者応援プロジェクト」スタッフの皆さん、函館大学はじめ関係者の皆さん大変ご苦労様でした。
6月11日に行われた名寄市立大学での「食」の支援の様子を、連合上川地域協議会井上事務局長が伝えてくれましたので紹介します。
上川地域実行委員会は名寄市立大学での食の支援の実施に向けて、4月14日に大学を訪問し、当プロジェクト事業に賛同をいただくなかで、以降の具体的な打ち合わせ・準備は、連合北海道名寄地区連合会にお願いし、大学事務局の協力のもと、無事に実施することができました。寄付金の取り組みは連合構成組織のほか、名寄市商工会議所にも協力をお願いし、会員の皆様に周知・案内をしていだだきました。
名寄市立大学は9割が自宅外生であり、できるかぎり多くの学生に配布したいとの大学の要望を受け、地域プロジェクトは600名分のお米(2kg)を用意することとしました。そのほか、プロジェクト本部を通じ、企業様から食品、飲料など多くの支援が寄せられました。
5月21日、大学多目的ホールにおいて、先行して、4年生に対し、コープさっぽろ様からの食品・日用品と木田製粉様からのパンケーキミックスを配付しました。バイトもできず、食生活に不安の抱えるなかで国家試験に挑む皆さんにわずかではありますが安心が届けられたと思います。
2回目は、6月11日。全学生を対象にお米と雪印メグミルク様からのジュース(Dole)などを配付しました。約400名の学生が来場し、受け取った学生の皆さんから「コロナ禍でも支えてくれる人がいて嬉しい」「お米は高いのでとても助かる」「この恩を何かの形で返したい」といった感謝の声が聞かれました。なお、実習や帰省など、この日に受け取れなかった学生には16日と25日、大学事務局にて配布を予定してます。
名寄市立大学で6月11日、「食」の支援が行われました。名寄市立大学には、大学生協組織がありませんが、地域からの声もあり、「ほっかいどう若者応援プロジェクト in 名寄市立大学」として支援が実現しました。
当日の様子が、名寄市立大学の公式Facebookで紹介されています。
旭川大学での「食」の支援の様子を、現地の連合上川地域協議会井上事務局長が伝えてくれましたのでご紹介します。
上川地域で初めてとなる支援事業は旭川大学で6月8日からスタートしました。
4月上旬から旭川大学事務局との打ち合わせを開始し、当プロジェクトの事業に対し、全面的にご理解をいただき、準備を進めてきました。
5月20日には事前の袋詰め作業を実施し、大学事務局には感染対策として事前申し込みによる整理券の配布、来場1日5~60人程度、マスク・検温・手指消毒など手続き・準備を行っていただき、会場設営や当日の受付・配付を含め、多くの大学教職員の皆様に協力をいただきました。
当初の5月実施を延期し、現在も大学では緊急事態宣言下でオンライン授業が続き、さらに特定措置区域に指定されている旭川市での実施について、再びの延期も検討しましたが、困っている学生に1日でも早く支援を届けたいとの思いで、実施をいたしました。
初日となる8日、協力団体であるワーカーズコープ旭川様からも飲料の寄付をいただき一緒に配付しました。また、NHK、ケーブルテレビポテト、北海道新聞、あさひかわ新聞が取材に訪れ、事業の紹介をしていただきました。
来場した学生の皆さんは、想像していたより多くの食材を手にして「こんなにもらえるのですか!助かります!ありがとうございます!」と笑顔で感謝の言葉をいただきました。
配付は11日まで、計250名分の支援を予定しています。
6月8日(火)、旭川大学にて「食」の支援が開催されました。旭川大学には、現在大学生協はありません(10月設立予定)が、連合や労福協をはじめとした地域の声と応援もあり開催が実現し、初日の様子がNHKニュースで伝えられました。
「食」の支援の取り組みは、11日まで行われ、事前申し込みの200名の学生の皆さんに配付される予定です。
後日、現地からの報告をあらためて掲載します。
北海道大学水産学部において6月4日(金)、「食」の支援が実施されました。今回は、「北海道大学・どうなん若者応援プロジェクトコラボ企画 IN 函館キャンパス」と銘打ち、北海道大学との合同開催により200人分の支援食材を配付しました。
『どうなん若者応援プロジェクト』を立ち上げた道南地区(渡島・檜山)では、管内の4大学において食の支援を企画しています。その第1弾となる北大水産学部では、学部事務局と北大生協、どうなん若者応援プロジェクトが連携して開催準備や運営にあたり、200人分の食材費は北大「フロンティア基金」とプロジェクトが100セットずつ分担するなど、大学と地域の協働・協力が実現しました。
開催に先立ち水産学部の木村暢夫学部長は、「仕送りやバイト収入の減少により、学生の経済状況が悪化、残念ですが休学やキャンパスを去った学生もいる。食費を切り詰めている者も多いなか、学生にとって嬉しい支援」と挨拶され、協賛企業・団体への謝意を述べられました。
また、会場を訪れた学校保健師の先生も、「十分な食事を摂れない学生がいるので、食料支援はありがたい。学生にとって地域の支えは、食だけでなく心の支えにもなります」と話して下さいました。
朝からあいにくの雨模様にも関わらず、事前に申し込みをした水産学部生が、感染防止のため指定された時間に合わせて次々と来場。入口で検温と受付を済ませ、会場で食材の袋を手にした学生は、「コロナでバイトがなくなり、とても助かります」「ありがとうございます」と明るい表情を見せてくれました。
一方、緊急事態宣言のため水産学部でもリモート授業が殆ど。今春、札幌から函館キャンパスに移行したばかりの海洋資源科学科3年の男子学生は、「必要な実験ができず、研究の遅れが心配」と、長引くコロナ禍で修学面の不安を口にしていました。
札幌学院大学にて、5月27日~28日の2日間、「食」の支援が実施されました。
札幌学院大学生協が行った事前学生アンケートには、学生の皆さんの厳しい生活実態が寄せられました。緊急事態宣言により、遠隔授業と大学構内への立ち入り規制がされている中ながらも、その必要性から大学生協と大学との協議の結果、予定通り開催する運びとなりました。
配付会場は、マスクの着用とアルコール手指消毒、フェイスシールドやパーテーションの設置、ソーシャルディスタンスの実践など、スタッフの皆さんと来場する学生の皆さん双方の協力による感染防止対策を実施。事前申し込みをした200名の皆さんを対象に、お米や食料品、日用品に加え、大学が急遽用意してくれた学院大オリジナルのティッシュボックスも配付されるなど盛況でした。
2日目の天候は雨。その中でも来場した学生の皆さんの「ありがとうございました」との元気な声と、事前準備からご尽力の菅沼専務、今野店長はじめ大学生協の皆さんの一体感が印象に残った2日間でした。
北見工業大学で300人の学生に対して「食」の支援を実施しました。
北見工大生協の田端一徳専務から報告が届きましたので以下に掲載します。
5月12日に北見工大生協HPとTwitterにて告知と事前申し込み開始、翌日午前中までに約170人のお申込み。13日からは生協店頭にポスター掲示、19日までに300人の到達。
21日は18時30分から配布開始予定でしたが、10分くらい前から配布会場の食堂に学生が集まり始めたので、5分ほど早く開始。事前にマスク着用のお願いと体調不良の方の来店自粛のお願い。当日は受付にて手指アルコール消毒の実施など感染防止対策を行いながら配布を開始し、翌日までの2日間あわせて約280人が受け取りに来ました。
お申込みの際に、事前アンケートを実施しましたが、多くの学生から「バイトがなくなり生活費を工面するのが大変」、「アルバイトが決まらないため節約しないといけないので必要なものを買うのにも苦労している」、「バイトシフトの大幅減による収入減」などの声が寄せられコロナ禍で困窮する学生が一層増えていることを改めて知ることとなりました。
受け取った学生からは「非常に助かる感謝しかない」、「しばらくは食費のことを考えなくてすみます」、「一人暮らしでアルバイトが見つからず、不安が募るばかりでしたが、こういった企画には元気がもらえます」など多くの感謝の言葉を頂きました。
大学からは生協がこれまで以上に学生の生活を支援することに感謝していただいております。両日とも大学の職員の方も見学に来られて本プロジェクトを大学のHPへ掲載したいと言っておりました。また、大学として学生支援の企画などを行うときには生協にも協力してもらいたいと依頼されました。
帯広畜産大学では、一人暮らしで生活困窮している230名の学生に対し、食の支援を実施しました。周知は4月19日から店内へポスター掲示と生協ホームページを行い、翌20日に大学による全生徒メール一斉周知を行っていただきました。大学のメール送信直後から申込件数が一気に増え、同日20時過ぎに230名の定員に達しました。
支援物資は、お米やレトルト食品などの基本セットに加え、企業様から提供いただいた「雪印メグミルク・北海道牛乳LL200ml」「木田製粉・パンケーキミックス」、さらにコープさっぽろ様からの支援物資セット(日持ちする食材や日用品)など、多くの協賛・寄付で品揃えができました。
支援を受けた学生は口々に「ありがとうございます!」「こんなにいただけるとは思っていなかった!」「袋の中に沢山の食品が入っていて嬉しいです」といった声が至るところで漏れ聞こえ、配布後に友達と物々交換やシェアしている光景も見受けられました。
帯広畜産大学生協の伊藤専務は、「袋詰めの準備は学生にも手伝ってもらい結構な作業でしたが、配布後に受け取った学生たちの喜ぶ顔を見ると準備疲れも少し癒されます。コロナ禍が続く中、若い学生を地域や社会で支えることは重要で、帯畜大生が元気に学生生活を過ごせるようこれからも見守っていきたい」と語っていました。
今回の学生支援事業にご協力いただいた皆様、後援いただいた帯広市・北海道及び大学関係者の皆様、本当にありがとうございました。また協賛・寄付いただいた企業・団体等の皆様に改めて感謝申し上げます。
【トピックス】
申込み時に行った学生アンケートでは、「困りごとは何ですか?」の問いに「仕送りやバイトが減り収入が減った」といった類の回答が最も多く、生活困窮を裏付ける結果が見られます。また、「遠隔に慣れない、講義スタイルに苦心している」等の回答も見られ、コロナ禍2年目を迎えてもなおハイブリット型講義に不安や不満を持つ学生がいることも裏付けられるなど、コロナ禍における学業の特徴も垣間見えました。
札幌圏以外では最初となる「ほっかいどう若者応援プロジェクト釧路」の第1弾として、5月11、12日の両日「釧路公立大学」での食材支援を実施、予定数の250名分を配付することが出来ました。
初日の11日には配布会場となった食堂前の受付に、開始時間の20分前から学生が並びはじめ5分ほど早く開始、引き渡し場所は3ヶ所用意し床面には目印を設置するなど、可能な限りの感染対策を施した中での実施となりました。
釧路公立大学生協の工藤専務より、「コロナで生活に苦しむ学生に少しでも食材の支援が出来たことは大変うれしい。寄付を頂いた多くの企業、団体、個人に感謝いたします。」とのコメントを頂きました。
今回の食材支援に向け、4月26日から釧路公立大生協の「ホームページ」「ツイッター」「店頭ポスター」を通じて事前申し込みを開始したところ、配布前日までに200名を超える反響がありました。
また、申し込みの際にアンケートをお願いし、「今一番困っていることはなんですか?」に対し、寄せられた声の61.7%が「コロナの影響による生活苦」と言う結果となり、コロナ禍で困窮する学生が一層増えている現実を再認識する結果となりました。
2日間の食材支援を終了し、学生からは、「奨学金が入るまで時間がかかるので本当助かります。」「お金に余裕のない学生は食費を削りがちです。とても素敵な企画ありがどうございます」「久しぶりにお腹いっぱい食べたいです!」など多くの感謝の言葉が寄せられました。
ほっかいどう若者応援プロジェクト釧路は、引き続きコロナ禍の厳しい状況の中でも、ここ釧路で安心して学び・生活ができるよう、食の支援を通じて若者・学生を応援します。
釧路では6月に北海道教育大学釧路校での開催を予定しています。
「ほっかいどう若者応援プロジェクト」による食料支援が4月27日、北海学園大学豊平キャンパスで行われ、約500人の学生が会場の生協食堂「G‘caFe」を訪れました。
今回の事業は、「コロナ禍で困窮する北海学園生・北海商科大生のための食糧支援」と銘打ち、北海学園生協や学生委員会の皆さんが協力して運営。教職員の皆さんからも支援金が寄せられ、まさに大学・生協・学生が一体となった取り組みが北海学園の強みです。
午後3時の開始前から配付を待つ長い列ができ、密を避けて順番に入場。配付会場のテーブルには、北海道農民連盟やコープさっぽろなど、多くの協賛企業・団体などから提供された米や食材、日用品が所狭しと並べられ、学生の皆さんは、思い思いに持参した袋に入れていました。
北海学園には2部の学生さんもいるため、今回の開催時間は16時から19時とし、働きながら学ぶ夜間生にも対応しました。
また、若者応援プロジェクトにとって、「食べる」と「働く」は大切なテーマです。受付では、安心・安全な食と農業の課題をまとめた北海道農民連盟のパンフや「働くみんなにスターターBOOK」のほか、札幌市や北海道のPRチラシを手渡しました。
運営の中心となって頂いた西野専務をはじめ大学生協の皆さん、品出しや受付で奮闘して頂いた学生委員会の皆さんに心から感謝いたします。
4月25日、天使大学で「ほっかいどう若者応援プロジェクト支援事業in天使大学」が開催されました。同大学に生協はありませんが、2月の北大での支援を知った天使大学・学務課の渡邊泰央さんからの電話がきっかけとなり、今回の支援が実現しました。
会場のマリアホールには、札幌中央ライオンズクラブ様から頂いた蘭越米をはじめ、コープさっぽろ様、カルビー株式会社様、雪印メグミルク様、佐呂間町農協様、ほくていホールディングス様、江戸屋様、札幌市様などから寄せられた多くの食材や加工食品、日用品が並べられ、事業を主宰した学務課長の白石澄枝さんと渡邊さん、そしてボランティアとして加わった「葦の会(学生会)」の学生3名が、配布を待つ学生を迎えました。
開始の13時には、密を避けて入場数を制限するなか、たくさんの学生の皆さんが来場。持参のバック一杯の食材を手に、「こんなにいただけるとは!」「たくさんの食材をいただきありがとうございます」と笑顔で会場を後にしました。
コロナの感染拡大により天使大学ではいま、7割がリモート授業という厳しい修学環境を余儀なくされています。配付準備に奔走された渡邉さんは、「学生に喜んで貰えて本当にやって良かった。」と準備の疲れも吹き飛ぶと笑顔を見せていました。
未来のエッセンシャルワーカーの皆さん!私たちは応援してます。ともに頑張りましょう。ほっかいどう若者応援プロジェクト第1弾として、2月9日、北海道大学での食材支援を実施、初日は510名の学生が訪れました。
北大生協の小助川専務は、「北部食堂にこれだけ学生が来るのは久しぶり。元気な様子を見ることが出来て本当に良かった」と、続々と訪れる学生の姿に目を細めていました。
今回の食の支援に向け、1月27日から北大生協のホームページを通じて事前申し込みを開始したところ、翌朝には予定数の1,000名に達する反響。新型コロナの初確認から1年が経つ今も、コロナ禍で困窮する学生の多さを再認識しました。
申し込みの際に寄せられた北大生の声を拾うと、「暮らし」「学び」「コミュニティ」の3つの危機に直面する学生の苦悩が痛切に表れています。
バイト先がつぶれて働けない、コロナ禍でバイト収入が減った、食費にお金を割けない、現金給付が欲しいといった暮らしの窮状を訴える声。教科書代の出費でお金の工面に困っている、オンライン授業の課題が多く時間的・経済的に余裕がない、就活相談が出来ないなど修学上の困難。友人や先輩と交流の機会がなくアドバイスや励まし合う場がなくなった、メンタルヘルス支援を望む声など、コロナ禍で孤立感を深める姿に胸が痛みます。
学びの安心を食の安心から支える『食の支援』。
ほっかいどう若者応援プロジェクトは、コロナ禍の厳しい状況の中でも、安心して学び・生活ができるよう、食の支援を通じて若者・学生を応援します。