第3弾が終了! 5,900名の学生へ「食の支援」届ける
10月15日よりスタートした「食の支援」〈第3弾〉は、12月23日の公立千歳科学技術大学をもって、予定していた日程をすべて終え、17大学21キャンパス、約5,900名の学生へ「食の支援」を行うことができました。
ほっかいどう若者応援プロジェクト実行委員会では、9月にこれまでの取り組み総括と現地大学生協からの状況などを判断材料に第3弾実施を決定し、食材の調達、運搬方法等の調整に入りました。
現地実行委員会や実施大学においても、第2弾での経験を活かしスムーズな準備が進められたのに加えて、生協学生委員会や自治会、大学祭実行委員会などの学生自らによる運営が多くの大学で行われたことは、第3弾の取り組みの中での特徴のひとつとなりました。また、若者応援プロジェクトの取り組みが大学内でも話題となり、教職員の協力のみならず、支援開催に合わせた学生相談やゼミとのタイアップ企画の実施など、大学と生協との今まで以上の強い協力体制を感じました。
新型コロナウイルス感染状況が落ちついてきたことから、徐々に対面授業が進められてきており、キャンパス内での学生の笑顔がこれまで以上に多く見受けられ、「ありがとうございます」との学生の皆さんから感謝の気持ちが伝わりました。その一方で、アンケートなどで寄せられた「お金がない」「バイトがない」「友達ができにくい」といった切実な声はいまだ多く、厳しい生活環境の好転にはまだ至っていないものと実感しています。
この「食の支援」を通じて、地域で築かれた「人と人のつながり」は、この第3弾でも如何なくなく発揮されました。培われたネットワークを活かし寄付や食材などの提供へ引き続きの協力をはじめ、地域にある大学との意見交換から支援実施に結び付くといった流れも作ることができました。
第3弾としての取り組みが終了したことを受け、ほっかいどう若者応援プロジェクトは、取り組みのまとめを行いながら、今後について議論を進めて参る次第です。改めて、このホームページなどを通じて、皆様にご報告していきたいと思います。
これまで、多くの皆様にご賛同を賜り、多大なるご理解、ご協力を頂戴しましたことに、この場を借りてお礼申し上げます。
ありがとうございました。
※本文中キャンパス数に誤りがあり、訂正いたしました。
〈第3弾〉公立千歳科学技術大学(千歳市)で食の支援!! 12月20日(月)~23日(木)12:15~
配付会場が設けられた本部棟1階の修学支援室には、12:15から昼休みの時間帯に合わせて学生さんが来場。配付期間を4日間に分散したため、特に混み合うこともなくお渡しすることができました。千歳科学技術大学は学生の多くが一人暮らしの自宅外生で、支援食材を手にした学生さんからは、「このような支援はありがたい」といった感謝の言葉をたくさん頂きました。
また、今回の支援では、生活クラブ生活協同組合様から5㎏の道産米25袋を提供いただき、学生の皆さんに届けることができました。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
千歳科学技術大学での食料配付は、募集、袋詰めなど事前準備から当日の受付、配付まで大学の学生支援課の皆さんが中心となって運営されました。若者応援プロジェクトと連携してご尽力頂きました学生支援課の高杉雅史課長、松本あや子係長、鈴木智洋さんをはじめ大学関係者の皆さん、たいへんご苦労様でした。
公立千歳科学技術大学の公式ホームページでも、支援の様子が紹介されています!
〈第3弾〉東京農業大学オホーツクキャンパス(網走市)で食の支援!!12月6日(月)12:10~
網走市にキャンパスを構える、東京農業大学オホーツクキャンパスで12月6日、食の支援が開催されました。現地「ほっかいどう若者応援プロジェクトオホーツク地域実行委員会」から報告が届きましたので紹介します。
東京農大オホーツクキャンパスには大学生協組織はありませんが、私たち「ほっかいどう若者応援プロジェクトオホーツク地域実行委員会」は、オホーツクキャンパスでの夏休み前の実施に向け動き出しましたが、新型コロナ感染拡大やワクチン接種などにより、秋の実施を「ほっかいどう若者応援プロジェクト(PJ本部)」に要望してきました。
オホーツク管内には3大学がありますが、すでに2校で実施したため、私たちの強い希望と、学生支援に対する大学側からの熱意もあり今回の実施に至りました。
配付品はパッケージにし、袋詰め作業には大学教職員の皆様の他、運動部の学生さんのお手伝いもいただきました。大学では何度か支援を受けられていることで、コロナ対策を含め大変手際よく準備・配付が行われました。
学生さんへの周知は、大学のポータルサイトを使用しましたが、友人からの情報で知った方も多くいました。
アンケートで一番困っている事には、「お金」が圧倒的に多く、次に「買い物等の交通手段」、他に「食料」「自炊」「勉強」「バイトの減少」、また、道外からの学生が多いためか「寒さ」「冬道の運転」がありました。今回の企画への一言では大変多くの「感謝の言葉」が書かれており、具体的には、「多くの食料」「米」「マスク」の配付へのお礼が目立ちました。
配付の時間は12:10より昼休憩を利用し、先着300名に「食」の支援実施を計画しましたが、12:00前には並ばれる学生さんがいたため、開始時間を待たずに配付を開始しました。「大学側からは1時間もかからずに配付は終了する」とのことでしたが、開始わずか25分で配付が終了したことに驚きました。短時間で終了できたことは、配付する側の負担が軽減されたことにメリットを感じました。
学生さんたちの笑顔やお礼の言葉に支えられ、私たちも、達成感に包まれながら笑顔で大学を後にしました。
11月初旬から準備を開始し、僅か1カ月の間で終了できましたことに、大学関係者の皆様、PJ本部の皆様に感謝申し上げます。
現地、実行委員会の熱意が伝わる今回の取り組み。皆さんたいへんご苦労様でした。
東京農業大学オホーツクキャンパスでの様子が北海道新聞に掲載されました
現地からの報告が届きましたら、また紹介したいと思います。
〈第3弾〉北海道大学(札幌市)で食の支援!! 12月10日(金)10:00~/北部食堂
ほっかいどう若者応援プロジェクトのスタートアップとして初めての「食の支援」をこの北大で行ったのが2月のこと。それ以降も、大学主催も合わせると4回の「食の支援」を行ってきました。
学生の皆さんは、事前にサンキューメールで申し込みをして来場。1,000名分の食材を用意し、10時のオープン時にも長い列ができることもなく、早めに取りに来る学生の中には、これまでも支援に参加している学生も見られ、支援を必要としている学生が固定化しているのかなと感じました。切れ目なく学生が来場する状態で15時までの配付を行いました。また、当日をはじめ、事前準備から学生スタッフが応援に入ってもらい、受付や食材の手渡しなどに活躍されました。
多くの学生が、「友だちが少ない・いないこと」が大学に入って残念なことに上げています。大学に来る機会もかなり減っており、大学で学ぶことに意義を見出せず、「やめようか」と思ったという声も聞こえました。また、関西が地元の大学の友達と比較しても対面授業が少ないようで、一番やりたい事と聞いたときに「対面授業」と回答されたのが衝撃的でした。
これまでも進めてきた北大での「食の支援」ですが、まだまだ支援を必要としている学生により手厚い支援が出来ないものかと、改めて感じました。
これまでの開催にご尽力の北大生協スタッフの皆さん、学生スタッフの皆さん、大学関係者の皆さん、たいへんご苦労様でした。
〈第3弾〉北大水産学部(函館市)で食の支援! 12月4日(土)10:00~/水産食堂
今回は支援物資として100人分を用意し、土曜日開催で配付日を設定しましたが、事前の返信メールの時間に間違いがあり、当日来れなかった学生の皆さんには、後日、大学生協購買での配付対応とさせていただきました。
食材などが入った袋を手に学生の皆さんからは、「ありがとうございます」「助かります」といった感謝の言葉とたくさんの笑顔をいただきました。
現地、函館の北大生協スタッフの皆さん、大学関係者の皆さん、大変お疲れ様でした。
〈第3弾〉旭川大学で食の支援! 12月9日(木)12:00~/北辰会館2階
旭川大学で12月9日、食の支援が行われました。現地大学生協の石橋理事より報告が届きましたのでご紹介します。
旭川大学では、これまで大学生協設立に向け取り組みが進められてきており、10月15日には創立総会を開催し、道内14番目の大学生協として設立が確認されました。現在、来春3月のプレオープンをめざして準備が進められています。
6月開催以来となる若者応援プロジェクトによる食の支援は、大学生協学生委員会が大学の学務課と協力して学生連絡フォーム「Forms」を使って募集を行ったところ、募集2日目で配付予定の200名分が定員に達しました。
配付当日は学部別に受付を設け、密集とならないよう、入口・出口も分け、昼のピーク時間帯は生協理事・監事の大学職員のサポートもありスムーズに進行しました。また、事前準備や当日の運営でも生協学生委員会のメンバーが活躍。食材などの袋詰めや受付などを担当、当日来場した学生一人ひとりに渡された、たくさんの食材を手に、皆さん大変喜んでいました。
スタッフの皆さんからは、これからも継続した取り組みを、との意気込みが伝わる報告でした。大学生協スタッフの皆さん、学生委員会の皆さん、学務課をはじめとした大学関係者の皆さん、大変ご苦労様でした。
〈第3弾〉北海学園大で食の支援! 11月27日(土)13:00~/生協食堂ホール
現地の様子が届きましたので紹介します。
前回7月以来の食の支援の取り組みとなりました。今回は630人分の食材等を用意しました。学生への告知は、大学側に協力していただき学生専用メール「Gプラス」を活用し事前予約を行いました。
配付日当日は、学生自治会と生協学生委員が運営にあたり、10時から準備を始めました。
今回は、事前の袋詰め作業を行わずに、会場内を学生が順番に1つずつ食材などを取ってもらうスタイルで実施することとし、13時のスタートから18時の終了まで、特段混雑することなく、前回の経験を活かしスムーズに進行する事が出来ました。
豊平キャンパスの他、工学部山鼻キャンパスでも同日に支援プロジェクトを実施しました。工学部自治会の皆さんがセッティングから受付・引き渡しまで担っていただき、密になることなくスムーズに行うことができました。
学生の皆さんからは、提供支援物資に対して「うれしい」「ありがとうございます」との声をたくさんいただきました。また申込時のアンケートには「アルバイト収入の減少」でいまだ厳しい状況に置かれている声や「今後も定期開催を望む」声が多数聞かれています。
最後に、開催までご協力いただいた、大学の皆様、北海学園大学後援会ならびに関係者の皆様に感謝申し上げます。
自治会、並びに生協学生委員スタッフの皆さん、大学の皆さん、大変ご苦労様でした。
〈第3弾〉室蘭工業大学で食の支援!! 11月24日(水)10:00〜/生協会館パレットホール
11月24日(水)室蘭工業大学で食の支援が行われました。現地の様子が届きましたので紹介します。
大学での授業の実施形態は、現在も対面とオンラインのハイブリッドで行われています。今回の配付は600人分を予定し、会場での3密を避けるため、1時間ごとに人数制限を設け申し込み集約をしました。配付当日、来場した学生の皆さんからは、「こういう食料配付とっても助かります」「ありがとうございました」と直接声をかけてもらい、混乱なく終了することができました。
申し込み時の学生アンケートで1番困っていることを尋ねたところ、「お金がない」「バイトがない、減らされた、見つからない」「食費が足りない、食料不足」の3つが上位を占め、他にも「仕送りが減った」との声も聞かれ、いまだ続く厳しさを感じました。また「就活」や「友達ができない」「人と会えない」などの不安感を訴える声も見受けられました。
前日の会場設営から当日の受付や配付物資の陳列、会場内の整理、Twitterによる広報などに学生委員会の皆さんが大活躍し、スムーズな運営につながりました。
前回7月に続く、2回目の開催となった室蘭工業大学での食の支援。報告をいただいた現地大学生協鶴田専務はじめスタッフの皆さん、学生委員会の皆さん、室蘭地区をはじめとした胆振地域実行委員会の皆さん、大学関係者の皆さん、たいへんご苦労様でした。
〈第3弾〉道教育大函館校で食の支援!! 11月19日(金)15:00~/函館キャンパス食堂
前回7月以来となった「どうなん若者応援プロジェクト」企画による今回の食の支援では、配付予定数を300名とし、大学生協のSNSの活用や学内にポスターを掲示したほか、大学総務にお願いし、学内メールで全学生に連絡をしてもらうなど事前案内と告知を行いました。
当日は、オープン前から待っている方もいたことから、5分ほど早めて受付を開始し、その後も講義を終えた学生の皆さんが次々と来場しました。また、7月実施の際に日用品の要望が多かったこともあり、今回、追加したマスクは「結構嬉しい」と好評の様子でした。
事前のアンケートでは、今回申し込んだ学生の9割が収入をアルバイト得ており、収入が減ったことから「米を買わなくなった」などの食費を切り詰めて生活を続けているとの回答が多く、中には「公共料金を滞納している」との切実な状況も聞かれました。また「教科書を買うのが遅れてしまった」といった学業への支障や、教育実習のある3年生からは「通勤費や給食費の出費が増えており、その分の補償がほしい」との声もありました。食の支援企画に対しては、継続した支援を期待する意見が多く寄せられました。
大学からの要望から、会場内に学生生活サポート室の出張所を設置しました。コロナ禍で、日常、来室する学生が減っているとのことでしたが、実際に会場で相談する学生もおり、教職員の皆さんから「がんばってね」などの声掛けを行ってもらいました。
大学や地域との連携によって行われた今回の食の支援。事前の袋詰め作業や当日の会場設営や受付などご尽力いただいた、現地大学生協スタッフの皆さん、学生委員会(学生組織部・がっちゃ)の皆さん、大学関係者の皆さん、どうなん若者応援プロジェクト実行委員会の皆さん、大変ご苦労様でした。
〈第3弾〉札幌学院大学(江別市)で食の支援!! 11月16日(火)~17日(水)/催事場
前回5月の開催と同様、感染防止対策の徹底を第一に、来場者への配付を行いました。受付で事前に作成した配付名簿にチェックし、食材などのセットを手渡すという流れで行い、目立った混乱もなく2日間ともスムーズな運営ができました。実際に配付にあたった生協職員も学生の皆さんの喜ぶ様子から元気をもらえたようで、日常業務の方でも頑張らなければならないと改めて感じました。
学生の皆さんからの喜びの声の一方で、事前アンケートをみていくと、「大学の対面授業をもっと増やしてほしい」「生協の営業時間を伸ばしてほしい」「学食のメニューを更新してほしい」など、切実な声が多く聞こえてきました。状況が好転しているとはいえ、特に一人暮らし学生の生活レベルは依然として低いままであることからも、このような形の支援に助けられたといった声が圧倒的に多く寄せられており、大学生協として出来得る支援を継続して行っていけたらと思います。
また、大学からもこの取り組みについては大いに評価していただき、何よりも、学生が喜んで帰ってくれたということで、またこのような機会があれば是非取り組みを行いたいと感じました。物資のご提供、ならびに当日の運営にご協力いただきまして心よりありがとうございました。
2日間の取り組みで、学生の皆さんの笑顔に元気をもらった気がしました。現地、大学生協スタッフの皆さん、大学関係者の皆さん、大変ご苦労様でした。
〈第3弾〉道教育大旭川校で食の支援!! 11月16日(火)~17日(水)/福利厚生会館2階ホール
道教育大旭川校で食の支援が行われ、200名の学生の皆さんに配付が行われました。
事前の受付は、大学の協力もいただき、学生への一斉メールを使い募集したところ、開始から7時間程度で200名に到達しました。
配付日当日は、雪がチラつく天気となりましたが、友達連れで来場される学生の皆さんも多く、皆さん一様に「ありがとうございます」と言って受け取ってくれました。人気の食材は、圧倒的に「米」とのようで、一番うれしいという声がたくさん聞かれました。
2日間、ともに盛況で終了した道教育大旭川校での食の支援の取り組み。現地の様子を届けていただいた道教育大学生協旭川支部・佐藤支部長はじめ大学生協スタッフの皆さん、ご協力いただいた大学関係者の皆さん、大変ご苦労様でした。
〈第3弾〉小樽商科大学で食の支援!! 11月12日(金)12:00~/多目的ホール
小樽商科大学で11月12日(金)、食の支援が行われました。現地の様子が大学生協・出野専務から届きましたので紹介します。
今回の若者応援プロジェクトの取り組みでは、配付数を200名分とし準備に入りました。大学生協スタッフのほか、小樽商大生協学生委員会の皆さん15名による納品物の搬入、会場設営などのお手伝いもあり、前回(7月実施)の経験も相まってスムーズに行えました。
当日は12時に配付を開始し、スタートから40名程度の学生が引き取りに来て賑わっておりました。前回実施時は、オンライン授業が中心だったため、札幌から通学している学生からの申し込みは少なかったのですが、今回は対面授業も増えてきたこともあり申込者も増え、前回よりも多くの学生さんに支援できたことが良かったと思います。
申込時の学生アンケートで大学に来る頻度を尋ねたところ、授業で通学する方は多くても週2~3回程度、部活やサークルを行っている方は週5回と学生によってバラバラな様子で、前期とは流れが変わっていることが見えてきました。また、生活実態では、「バイトはしているがシフトが入らない」「貯金ができなく今後の生活が心配」といった、金銭面での様々な心配事が寄せられていたのをはじめ、「友達がいなくて孤独」といった学生生活での不安の声も寄せられるなど、「食の支援」への感謝の気持ちとともに、依然として厳しい生活環境が存在することがうかがえました。
9月に行われた学長懇談会でも若者応援プロジェクトが話題となり、大学と生協が協力して開催することが確認され、当日は、大学生協学生委員会のほか、副学長の視察や学生支援課長はじめ教職員のお手伝いもありました。また、会場入口では、学生委員会主催の共済加入チェックも行うなど、「食の支援」を軸にしながら久々に学生と戯れ、楽しい一日となりました。
大学生協、大学、学生委員会と実行委員会の協力と連携による小樽商科大の取り組み。皆さん大変ご苦労様でした。
〈第3弾〉公立はこだて未来大で食の支援! 11月11日(木)14:00~/大学食堂
道南地域での第3弾の取り組みが始まりました。
公立はこだて未来大学にて、11月11日(木)食の支援が開催されました。現地より、報告が届きましたのでご紹介します。
今回は250人分のセットを用意。大学生協スタッフに加え、前回7月開催時と同様に、どうなん若者応援プロジェクト実行委員会や生協学生委員会の皆さんによる食材などの袋詰めなどの事前準備を行いました。
配付日当日は雨模様となり、外での受け渡し予定を大学の協力もあり食堂内での配付に変更してオープンしました。大学後期の木曜日は、学生数が多い曜日という事もあり、多くの学生さんが取りに来てくれました。受付・配付は生協学生委員会の皆さんが担当し、場内が密になることもなくスムーズに行うことができました。
学生の皆さんからのアンケートや生の声では、「バイトの時間が減っている」「家にいる事が多く食費や光熱水費の出費が多い」「人と会う機会がない」といった生活面での困りごとや悩みが多く寄せられました。また、このような支援は「本当にありがたい」と定期的な開催を望む声も聞かれ、あわせて多くの感謝の声をいただきました。
地域の力の結集でこれまでも取り組みをされている「どうなん若者応援プロジェクト」。現地、大学生協・本間専務はじめスタッフの皆さん、事前準備から当日まで奮闘の生協学生委員会の皆さん、現地実行委員会の皆さん、ご協力いただいた大学の皆さん、大変ご苦労様でした。
〈第3弾〉道教育大岩見沢校で食の支援! 11月9日(火)15:00~/大学食堂
道教育大岩見沢校で11月9日(火)、食の支援が行われました。現地での様子が届きましたので、紹介します。
岩見沢校での食の支援の取り組みは、7月以来、2回目の開催となりました。前日に準備を行い、当日配付150人分のセットを済ませ、来場した学生にお渡しできる形をとりました。
当日は、15時から17時まで配付時間を設けましたが、学内の休み時間に若干の混雑があったものの、スムーズにお渡しすることが出来ました。
学生の皆さんからは、「今回も配付してもらい助かります」と喜びの声があり、食材に加えて、消耗品のマスクを配付した点は好評でした。一方、生活実態では、依然としてアルバイト等の収入が減っている影響から、食費(特にお菓子などの嗜好品)や娯楽費等を削っているとの声が聞かれ、この状況が続くと精神的にもかなり厳しくなるのでは…と、危惧をしています。
対面授業など戻りつつある学生生活の傍らで、学生の皆さんの厳しい生活状況が依然として続いていることが、この第3弾の各地での取り組みでもうかがえます。様々な形での学生への支援策がまだまだ必要に感じます。
現地からの様子を届けていただいた道教育大学生協岩見沢支部・神力支部長はじめ生協スタッフの皆さん、道教育大岩見沢校の皆さん、大変ご苦労様でした。
〈第3弾〉帯広畜産大学で、食の支援! 11月8日(月)11:30~/かしわプラザ
帯広畜産大学で11月8日、食の支援が開催されました。現地の大学生協・伊藤専務理事から報告がありましたので紹介します。
開催に向け大学生協では、店頭での告知ポスターの掲示やSNSで情報発信しましたが、多くの学生に向けた情報伝達を考え、前回同様、大学の学生支援課へ学生個人メール宛に一斉情報発信の協力をお願いしたこともあり、今回配付予定の200名分は、受付開始当日、募集定員に達しました。
配付当日は、11時半に会場をオープン。13時までの受け取り時間まで混雑なくお渡しすることができました。学生の皆さんは一様に「ありがとうございます」とお礼を言って受け取られ、近くの机で友達と袋を開けながら話し合っている光景が多く見受けられました。
今回も学生アンケートを実施したところ、「アルバイトが減り収入が減った」「講義に関する不安」など、前回5月開催時と同様な困りごとでの回答が多く寄せられ、依然として学生を取りまく厳しい実態にあることを感じました。また、「食の支援」に関しては、ほぼ全員から感謝のコメントが届けられていました。
開催まで多くのご協力をいただいた、学生支援課をはじめとした大学の皆様に、改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。
事前準備から当日までご尽力の、現地大学生協スタッフの皆さん、大変ご苦労様でした。
〈第3弾〉北見工業大学で食の支援! 11月4日(木)~5日(金)/食堂ホール
北見工業大学にて11月4~5日、食の支援の取り組みが行われました。現地の田端専務理事より報告が届いていますので紹介します。
今回の支援は、配付予定人数を300名分とし準備をスタートさせました。学生への周知を開催日の3週間前から生協HPやtwitter、店頭ポスターで案内をしたところ、1週間程度で300名の申し込みに達しました。食材などは、前日までに袋詰めを終え、テーブルの上に並べて、各自で持って行ってもらう方法としました。また前回に続き、北見工大大学祭実行委員の皆さんに事前の袋詰め、当日の受付と配付、実行委員会SNSによる開催告知など協力を貰えたことはたいへん大きな力となりました。
会場を訪れた学生の皆さんからは、「食材を支援していただけるだけで本当に満足です」「ありがとうございます」との声をいただきました。また、学生アンケートでは、「ぜひ食の支援を続けて欲しい」との意見の一方で、マスクなどの消耗品や衛生用品、トイレットペーパーといった生活必需品への要望が前回の回答より多く寄せられており、引き続き厳しい経済状況にあることがうかがえます。
北見工業大学では、今週11日・12日に行われる北見工大大学祭実行委員会企画による独自の「食の支援」活動に、大学生協も協力し開催していくとのこと。大学生協と大学祭実行委員会の皆さんお互いの結びつきをきっかけに、今のコロナ禍での大学生活が少しづつ前進し活性化につながっている、そんな印象を受けました。
現地の大学生協スタッフ、ならびに北見工大大学祭実行委員の皆さん、大学関係者の皆さん、大変ご苦労様でした。
〈第3弾〉札幌大学で食の支援! 11月5日(金)15:00~/食堂1Fカモール
札幌大学で11月5日、食の支援・第3弾が開催されました。現地の様子が届いていますので、紹介します。
前回4月以来の取り組みとなった今回は、150人分の食材等を用意しました。学生への告知は、店舗での案内を掲示するとともに、大学側に協力していただき学生専用メールを活用し事前予約を行いました。
事前の袋詰め作業を行わずに、当日は、会場内を学生が順番に1つずつ食材などを取ってもらうスタイルで実施し、15時のスタートから17時の終了まで、特段混雑することなくスムーズに進行できました。また、札幌大学の荒川裕生理事長も配付会場を訪れ、この食の支援の取り組みに対し、改めて感謝が述べられました。
学生の皆さんからは、パスタなどの提供食材に「うれしい」「ありがとうございます」との声をたくさんいただきました。また、「アルバイトは徐々に始まっているが、出勤はまだ少ない」と、「収入の減少」でいまだ厳しい状況に置かれている声も聞かれました。
最後に、開催までご協力いただいた、学生課をはじめ大学の皆様、札幌大学後援会ならびに関係者の皆様に感謝申し上げます。
札幌大学生協スタッフの皆さん、大学の皆さん、大変ご苦労様でした。
〈第3弾〉酪農学園大学(江別市)で食の支援! 11月4日(木)~5日(金)/中央館学生ホール
11月4~5日の2日間、酪農学園大学(江別市)で食の支援が行われました。現地の大学生協片木専務から報告が届いておりますので紹介します。
酪農学園大学では、昼休みと3講目終了後までの12~15時の時間帯で2日間実施しました。会場内の密を避けるために、前回同様、大学の学生ホールをお借りし、事前のWeb予約においても、入場時間を30分毎に定員を決めて設定し特定の時間帯に集中しないようにしたほか、会場内も一方通行にするなどの対策を行いました。
事前告知は、大学生協をはじめ、大学側でもポスター掲示や電子掲示板への掲載、学生の教務情報システム(UNIPA)での一斉呼びかけなどを行っていただきました。プロジェクト実行委員会で手配した500名分に、大学負担による支援物資を追加し、あわせて750名分を用意し、加えて大学農場で収穫した野菜などの提供もありました。
配付当日は、「すごくたくさんありますね」といった学生の皆さんからたくさんの喜びの言葉や、どれにするか迷ってしまう楽しそうな雰囲気が感じられました。持参した袋に入りきらない学生も多く、こちらで袋をお渡ししすると「こんなにあるとは思わなかった」と驚きの声も聞かれました。
申し込み時に行ったアンケートでは、「ゼミが忙しいがアルバイトをしないと生活が苦しい」「アルバイトが出来なくて仕送りも減ってる」といった「お金」で困っている回答が非常に多く、「大学生らしい生活をしていない」「友達がいない、少ない」など学生生活での悩みも見られました。
事前の会場設営や搬入作業、当日の配付まで、大学生協やプロジェクト実行委員会のスタッフのほか、大学の学生支援課の皆さんとも協力しあい、スムーズに行うことができ、無事終了しました。
皆さん、大変ご苦労様でした。
〈第3弾〉釧路公立大で食の支援を開催! 10月21日(木)15:00~/生協食堂ホール2階
10月21日、釧路地域での食の支援・第3弾、2校目となる取り組みが釧路公立大学で行われました。現地から報告が届きましたのでご紹介します。
この日の配付に、200名の学生の皆さんから事前の予約があり、当日開場予定の15時より前に学生の皆さんが集まり始めたことから、開場を10分早め配付を開始しました。5月の開催時に比べると、開場以降はあまり込み合うこともなく、学生の皆さんが受け取りに来られる時間が分散したことに加えて、17時までのオープンの間に、余裕をもって受け取りにくる方が多かったように感じました。また、スタッフとして学生委員会の皆さんが事前の袋詰めや受付・誘導などを担っていただき、大きな力となりました。
訪れた学生の皆さんからは、「いつも支援をいただいてありがたい」「マスクなど日用品も入っていたので助かります」といった声のほか、釧路地域実行委員会の独自支援として行った釧路市指定ゴミ袋の提供には、「非常に嬉しい」との声があがりました。予約時のアンケートに寄せられた困っていることでは、「バイト先でのシフト減少」などアルバイトに関する声が多く寄せられたのをはじめ、これから冬を迎え、暖房に使用するガス代や灯油代を気にする声も見られました。
現地、工藤専務はじめ大学生協の皆さん、学生委員会の皆さん、釧路実行委員会の皆さん、物資搬入から配付まで、大変ご苦労様でした。
〈第3弾〉北星学園大学(札幌市)で食の支援を開催! 10月20日(水)15:00~/大学会館3階食堂
札幌市の北星学園大学で10月20日、食の支援が開催されました。現地の大学生協・浦瀧専務から当日の様子が届きました。
今回の開催にあわせ、大学の学生ポータルサイトで「食の支援」案内を掲載してもらうなどの周知も行ったところ、配付予定数150名の事前申し込みがありました。
当日は、あいにくの雨となりましたが、前回、7月の開催時に支援を受けられていた学生の方も多く、また、生協学生委員会の皆さんが、事前の袋詰め作業を行って準備してくれていたこともあり、当日の受付や引渡しもスムーズに行えました。
申込時のアンケートで生活用品の配付を希望する声も寄せられましたが、マスク、歯ブラシ、ハンドソープなどをはじめ、多くの品数を今回も用意できたことで、「助かります」との声をいただくなど学生の皆さんにはとても喜ばれていた印象を受けました。
学生ポータルサイトでの案内のほか、食材保管などで大学の皆さんに協力をいただきました。ありがとうございました。
準備段階から当日の運営までご尽力の生協学生委員会の皆さん、そして大学生協スタッフの皆さん、大変ご苦労様でした。
〈第3弾〉道教育大釧路校で食の支援を開催! 10月15日(金)11:30~/生協食堂
10月15日、道教育大釧路校にて食の支援・第3弾が行われました。
現地からの報告が届きましたのでご紹介します。
6月以来の企画となった今回は、大学側にもご協力いただき、事前に学生の皆さんへ食の支援開催に関するメールを発信するとともに、学生委員会が発行するCoop Topicsのほか、生協店頭とTwitterで告知を行うなど広く周知した事で、事前申し込みは約24時間で配付予定の200人に達しました。
コロナウイルスの影響で残念ながら中止となった学校祭の準備日に、支援実施日を設定した事もあり、学生の皆さんにとっては受け取りに来やすい日程で実施する事ができ、事前準備から当日の受付・配付には、学生組織委員会(CAPT キャプト)の皆さんが活躍しました。また「ほっかいどう若者応援プロジェクト釧路地域実行委員会」による独自支援物資として、不織布マスク50枚入1箱、釧路市指定ゴミ袋20ℓ1袋を食材や日用品と合わせて配付しました。
コロナ禍になって以降、今回申し込みの8割以上の学生でアルバイト収入が減った、また、1割の学生で仕送りが減った、との報告を受けています。収入が減ったことで「1日2食」としているなど、食費を縮小している学生が6~7割を占めており、他には光熱水費の削減や貯金を切り崩して生活しているとの厳しい状況も伝えられました。
学生の皆さんからは「ありがとうございます」「これで3食、食べられます」等、多くの感謝の言葉とともに、引き続きの食糧や日用品の支援を求める声も多数寄せられました。
開催にご尽力されました、現地、小杉山支部長はじめ大学生協の皆さん、大学の皆さん、CAPTの皆さん、釧路実行委員会の皆さん、大変ご苦労様でした。
第3弾は道教育大札幌校からスタート! 10月13日(水)11:30~/食堂ホール
10月13日(水)、食の支援・第3弾が道教育大札幌校を皮切りにスタートしました。現地から当日の様子が届きましたので紹介します。
当日は、100名分の食材や洗剤などの日用品を会場にセット。開場の11時半を迎えると、事前申し込みをした学生の皆さんが来場し、手指アルコール消毒後、受付で名前を確認。今回は、経路を確保したうえで、食料セット、洗剤類、冊子をそれぞれ自身で取っていただく方法で行いました。また、学生の皆さんへの一斉メール配信等大学のご協力も頂け、会場内も密にならず、終了の13時まで非常にスムーズに実施することが出来ました。
学生の皆さんからは、「アルバイトがなくなったり、時間が減らされ収入が大きく減ってしまった」「仕送りも減ってしまった」との厳しい状況や、多くの学生が一番削ったのは「食費」で外食もしなくなる中で、このような支援はありがたいとの声も寄せられ、「ありがとうございます」「助かります」との笑顔をみて、一人でも多くの方に支援が出来て良かったと感じました。
事前準備から当日の運営まで、ご尽力されました、曽根専務はじめ大学生協スタッフの皆さん、大学の皆さん、大変ご苦労様でした。